当センターに寄せられた質問及び回答を、一部抜粋いたしました。回答内容について、更に詳しくお知りになりたい方は、栃木産業保健推進センターにお問い合わせください。
メンタルヘルス
相談体制の整備に関して
- 当事業所では、社員の悩みに応じるために『相談箱』を目立たない場所に設置した。そのためかどうか、相談例は1件もない状況である。もっと社員に活用してもらう手段はないか。尚、箱の鍵は事業所の責任者だけが1人で管理している。
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- 誰が相談に応じるか(内部の社員か、社外のスタッフかなど)を明確にし、事業所内に周知すること。
- 相談内容については秘密が守られること。
- 人事や査定に直接影響しないこと。(本人希望以外で)
- 相談内容には内容を書かず、予約(時間的なもの)希望を中心にしたらどうか?(内容は直接相談に応じる担当に話してもらう。)
労働者への教育に関して
- 職場でメンタルヘルス不全者が発生した場合、周りの同僚達の理解が得られるか心配だが、どうすれば良いか。
- 事業場における労働者の心の健康づくりのための指針』にもあるように、「心の健康」に関する教育活動を実施していくことから始めて頂きたい。
" セルフケア"についても、教育・指導を積極的に推進していき、"ラインによるケア"も併せて実施して欲しい。そういった活動を日頃から積み重ねていくことで、理解ある職場風土が出来上がると思う。出来れば相談体制についても社内で検討していただけると、更によいと思う。
管理者の教育に関して
- 管理者にリスニングスキルの教育をしても、実際の上司と部下との人間関係が良くない場合は、スキルの活用は困難か?
- まずお互いの信頼関係の成立が出来ていないと、傾聴のステップは進展しないでしょう。日頃から、上司と部下とのコミュニケーションへの配慮をさわることから注意してみましょう。部下の業績や職務、言動などにも関心を持って観察したり、意見や感想などもアサーティブに伝えてみたらどうでしょうか。信頼感が得られれば、部下の相談への対応や情報提供など、管理者の役割が発揮できると思います。
- 部下からの相談を受ける時、職務とは無関係な内容である場合は、どのように対応すればよいか。
- 基本的には、まず聴いてあげることが望ましい。話をする人はカタルシス効果が得られることもある。また、事業所においても、メンタルヘルス不全状態の従業員がいることによる効率ダウンを予防できる。話の内容によっては、専門家に相談する事や、専門機関での対応などの情報提供も可能であると思われる。
個別事案への対応に関して
- 最近急に元気がなくなった人が身近にいるが、何か気を付けることがありますか?
- 「最近元気がないように見えますが・・・。」「何か気がかりなことでもあるのでしょうか。」または、「私に出来ることがあればと思って・・・。」などと、相手の気持ちを思いやりながら、声をまずかけてみてはいかがでしょうか。とにかく、相手のことを「気がかりである」とか「心配している」という気持ちを伝える事を実施して欲しい。
保護具
保護具について
- 有機溶剤を使用している職場で、防毒マスク吸収缶の交換時期の管理は、具体的には何を目安に行えば良いのですか?作業環境測定結果は第1~第2管理区間で、現在の交換は,溶剤臭を感じたときに実施しています。
- 吸収缶の交換目安の基本は、吸収缶に付いている破過曲線です。交換時期は、曝露濃度によって異なります。作業者が発生源に近づく際に防毒マスクを着用するのであれば、A測定ではなくB測定を参考にして、安全率をみて、B測定値2倍程度の曝露があると推定して管理すると良いと思います。望しまくは、実際に作業中に最も高濃度になる位置で、検知管で濃度を確認してみることです。尚、使用中の吸収缶はタッパウェアー等で密封保管すべきです。吸収缶の重量変化で交換時期を管理する方法もありますが、溶剤の種類によって重量変化が異なるなどの問題点があり、防毒マスクメーカーの協力が必要です。

















